2009年06月06日

お問い合わせ内容のご紹介

ちょこちょこっとですが、ご質問をいただいております。
Q&Aカテゴリでご紹介していきます。


●家にある古本を提供したいのですが。

今回プレゼントする絵本は全部同じではなく、0−3歳向けに作られた作品のリスト(8月中旬に公開)からお気に入りの作品を差し上げます。宮古島市内で実物展示を行う予定ですので、応募の際には親子で絵本選び(もしくは親御さんがお子さんのことを考えながら絵本選び)を楽しんで頂ければと思います。本企画の大事な目的のひとつです。応募者が欲しい絵本を限られた期間の中で確実にお手渡しできるようにするため、手配しやすい方法として新規購入にしました。また、赤ちゃんにとって「あなただけの絵本」というメッセージも込めています。


●なぜ、赤ちゃんが対象の企画をつくったのですか?

地域の読書環境を評価する指標として公共図書館の利用状況があります。
公開されている以下の調査結果からとくに未就学児への公的な働きかけが弱いのではないかと考えたのがきっかけです。

-宮古島市の調査(中央図書館基本計画13p)より-
・年間個人貸出冊数
全国の人口4万以上6万未満(宮古島市とほぼ同規模)
の市立図書館の一人あたり平均貸出数は5冊
県内市立図書館の場合は4冊
宮古島市(平良図書館)は2冊

・登録率(図書館が発行する利用者カードの人口あたりの申込状況)
県内市立図書館の平均登録率は51%
宮古島市は24%



今年3月末までに生まれた0−3歳は2297名です。
平良図書館の年齢別利用者登録数を問い合わせましたところ、6歳未満の新規登録数は382名(2006年1月1日〜2009年4月22日 システムの都合上6歳未満)となっており、未就学児の利用が低いのではないかと推察できます。ただし、この年齢の場合、家族の利用カードを使ってることが想定されますので一概に言えない部分もあります。あくまで数字上に見える部分で推察するものです。


●新図書館ができたら改善されるのでは?

新図書館は2013年オープンの予定です。(しかし、今年度の審議委員会の動向によります)
ちょっと先のことになりますので、今の子どもたちへの働きかけを考えました。


●賛助金はグループ名義でもいいですか?

たとえばお友達同士で一口分の賛助金を集める等、ご負担の少ない方法でご参加できます。
ブログ掲載はグループ名をご希望の方はご連絡ください。


●「お手渡し会」では何をするのですか?

絵本のお手渡しのほか、赤ちゃんとご家族、賛助して下さったみなさん、地域のみなさんが楽しく交流できる企画(読み聞かせ?人形劇?昔遊び?etc)を考え中です。お手渡し会は12月を予定しています。よいクリスマスイベントにしたいです。


●目標の100名分の賛助が集まらないときは中止ですか?

あくまで目標ですので、募集期間内(7/31まで)に集まった金額でできる範囲で実施します。また、残金は市立平良図書館の児童書予算への寄付もしくは次年度事業の予算へと繰り越します。


●沖縄県内ではどこの自治体がブックスタートを行ってますか?

NPOブックスタートの調査では次の11自治体が行っているようです。

伊是名村
伊平屋村
浦添市
宜野湾市
金武町
座間味村
多良間村
今帰仁村
那覇市
南風原町
読谷村


お問い合わせどうもありがとうございます。


ご質問のある方はこちらまでどうぞ。

●メールによるお問い合わせ
アドレス   hajimeteehon※gmail.com
      ※を@に変えて送信してください。

●お電話によるお問い合わせ
はじめまして絵本の会
080-3371-0696 (担当:池城)


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Posted by ikeshirokaori at 12:00 │2009年の活動